アメリカ出張時にアリゾナ・スコッツデールにあるGrayhawk G.C.に行きましたが、写真を何枚か撮ったので事例として紹介します。
このゴルフ場はP.ミケルソンのホームコースとも呼ばれ、実際ミケルソンのキャディバッグにはGrayhawkの鷹をあしらったロゴが刺繍されてたりします。ここではカスタムフラグスティックが本格的に使われています。
ゴルフ場のブランディング、そして秋に開催されているトーナメントFrys.com Openの告知などに積極的に使われていますし、またクレジットカード会社のキャンペーンで、3ヶ月ほどクレジットカード会社のロゴを配したカスタムフラグスティックを設置し、入会促進などを行いかなりの成果を挙げた実績もあるようです。
ゴルフ場の運営マネージャーともちょっと話をする機会がありましたが、その効果にはかなり満足している様子。
アリゾナのゴルフ場を見て感じるのは、どこもすごくブランディング、イメージ作りに気を配っているということ。
ショップ内にはロゴ入りグッズが盛りだくさんですが、ただ単にロゴ入りグッズを売っているだけではありません。レストランやクラブハウスの雰囲気からも、ゴルフ場のコンセプトやメッセージが“イメージ”として来場者に伝わってくるような雰囲気作りをしていると思います。そして、カスタムフラグスティックもそのイメージ作りに役立っているような気がします。
ゴルフ場の“イメージ”は目に見えないものですが、確実に来場者の印象に残り、そして次のリピート来場や紹介などにつながる、その意思決定の重要な要因になるのは間違いないでしょう。
残念ながら日本のゴルフ場にはそういった意識はまだ少ない。来場者獲得には、安くするだけが良いのではなく、こういったイメージ作りでもっと個性を出す重要性の認識も、きっと今後は高まってくるのはないかと感じています。続きを読む