2007年12月24日

弾道測定器を発売するまで 〜その3

まずは弾道測定器について調べてみました。


アキュベクター

カメラ式弾道測定器と呼ばれるもので、インパクト直後のボールを高速カメラで2回撮影。ボールに付けた印の2点間の移動からボール初速、打ち出し角などの各種数値を計算するというもの。有名なブリヂストンのサイエンスアイも同じ方式です。


アチーバー

レーザー方式の弾道測定器です。レーザー面を通過するボールを測定するというもので精度が高いと言われています。計測されるデータはアキュベクターと基本的に一緒。


これら以外にはあまり良さそうな弾道測定器はなし。

どちらの方式もそれぞれメリットはあるものの、屋外で気軽に弾道測定するには、


・カメラ式・・・ボールに印を付けなければならない。カメラの露出やフォーカスの設定が手間らしい。ボール位置をしっかり合わせる必要あり。

・レーザー式・・・どのボールの位置からどのようにレーザー面を通過するかがとても重要なので、ボール位置がシビア。


といった課題があり、練習場など移動式で弾道測定するにはちょっと厳しそう・・・


そんな時に偶然発見したのがゼロシティーのピュアローンチ。レーダー方式というカメラ式ともレーザー式とも違う新しいタイプの弾道測定器。

WEBサイトを見ると「ドップラーレーダーを使った弾道測定器。ゴルフボールの後方に置くだけ」ということが書かれています。まさに「これだっ!」という思いですかさずメール。

その後は意外なほどトントン拍子で交渉が進み、何度かのメールのやり取りの後アリゾナ州スコッツデールにあるゼロシティー社を訪れることになりました。


さて、振り返ってみれば相手先が日本企業だったらこんな風には行かなかったでしょう。日本企業(特に大企業になればなるほど)の場合、売上は?社員数は?決算期は?株主構成は?みたいな「関係ある?」的なことを根掘り葉掘り聞かれた上で「上司とも検討しておきます」みたいなショボイ話になった経験も多々ありました。もちろんリスク回避という意味では必要なことでしょうが、テーブルに着く前にそういった面でスクリーニングされてしまう。

やはりアメリカというのは実利主義なのか、オープンな気質なのか、最初から最後までお互いのやりたい事ありきで気持ちよく話を進めることが出来たと思います。



ちなみに、出張した際にわかったことだったのですが、なんとゼロシティーの創業者もアクセンチュア出身の人でした。世の中けっこう狭いですね

追記なし


posted by nomutaku at 16:21| 東京 ☁| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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